長野県・戸隠山の蟻の塔渡りで登山中50代の男性が転落のニュースが流ました。
長野県・戸隠山の蟻の塔渡りで登山中50代の男性が転落のニュースが流ました。
今回の事故があった場所は日本でも2番めに危険な場所とされています。
題して【蟻の塔渡りで滑落事故!その危険さを調べて見た。】
を元に最近の滑落事故、実際に動画で蟻の塔渡りの恐怖をお伝えします。
事故がおきた場所の動画
蟻の塔渡りで転落事故の場所
蟻の塔は長野県の戸隠山にあり、登山者にとって難所とされるエリアで、「蟻の塔渡り」とも呼ばれています。
戸隠山は標高約1904メートルで、戸隠忍者の里や戸隠そばの名店があり、パワースポットや神社巡りでも人気があります。
蟻の塔のエリアはスリリングな登山道で知られ、一部では200メートル近く滑落する危険があると報告されています。
蟻の塔渡りは高度感のあるナイフエッジの登山道で、初めは鎖があるがすぐに鎖はなくなります。
バランスを一瞬でもくすせば即重大事故に繋がります。
上から見ると幅が狭いことがわかります。
下から見ても高さと険しい急斜面であることがわかります。
蟻の塔渡りを断面から見たイメージ
日本テレビのビルの高さが約200m!
今回の蟻の塔渡りの転落の高さはビルの高さに相当します。
ここを歩く感じですので転落すれば即死亡事故に繋がってしまいます。
恐怖映像!実際に蟻の戸渡りをしている目線カメラ
ここを渡る?
っていうほど道には見えません
落ちたら確実に死にますね!
蟻の塔の死者数と最近の事故
今までの死者数は20人以上
蟻の塔は長野県の戸隠山に位置し、非常に険しい登山道で知られています。
その狭くて急な道は、過去に多数の滑落事故を引き起こし、これにより死亡者も出ています。最近では2023年10月8日に2名の男性が滑落死しています。
蟻の塔の死者数はこれまでに20人以上と推定されており、特に1980年代には1年間で4人の死者が出るなど、高いリスクが伴います。
事故内容
年月日 | 事故内容 | 事故者の年齢 | 事故者の居住地 |
---|---|---|---|
2023年10月8日 | 約200m滑落して死亡 | 59歳 | 東京都 |
2022年10月22日 | 滑落して死亡 | 50歳 | 東京都 |
2021年10月10日 | 滑落して死亡 | 50歳 | 愛知県 |
2020年10月23日 | 滑落して死亡 | 50歳 | 神奈川県 |
2019年10月22日 | 滑落して死亡 | 50歳 | 大阪府 |
2018年10月23日 | 滑落して死亡 | 50歳 | 埼玉県 |
蟻の塔には年間約10万人が訪れるとされています。
戸隠山の登山客全体の約3分の1にあたります。
蟻の塔渡りの危険度は?
蟻の塔渡りで滑落事故!その危険さを調べて見た。の更に危険な場所を追加しました。
蟻の塔渡りより危険とされる日本の山域や難所
山域・難所 | 特徴・危険点 |
---|---|
蟻の塔渡り | 幅が1mにも満たない登山道、両側が切り立っている、地質が脆く、過去に死亡遭難事故が発生 |
北アルプス・涸沢岳の涸沢 | 特に記載なし |
北アルプス・槍ヶ岳の岩場 | 槍ヶ岳山頂直下の岩場 |
南アルプス・赤石岳の岩場 | 赤石岳山頂付近の岩場 |
八ヶ岳連峰・赤岳の岩場 | 赤岳山頂付近の岩場 |
剣ヶ峰の岩場 | 剣ヶ峰山頂付近の岩場 |
北アルプス・涸沢岳の涸沢
北アルプス・槍ヶ岳の岩場
南アルプス・赤石岳の岩場
剣ヶ峰の岩場
こんな感じで今回事故のあった場所以上に危険な場所が多くあります。
危険を承知でも目指す価値が山にはあるのでしょうね!
最近の山での事故や遭難は?
年 | 遭難件数 | 遭難者数 | 死者・行方不明者数 | 主な遭難原因 |
---|---|---|---|---|
2023 (7-8月) | 738件 | 809人 | 61人 | 転倒 (23.5%), 道迷い (22.2%) |
2022 | 3015件 | – | 327人 | – |
実際にニュースになっているのは一部で数多くの事故が山では発生しています。
蟻の塔渡りで滑落事故!その危険さを調べて見た。まとめ
毎年事故が絶えない山登りには危険をおかしてまでの魅力があるのでしょうね!
少しでも事故が減ること願うばかりです。
蟻の塔渡りは日本で2番目に危険な場所とされており、滑落事故が頻発している。
蟻の塔渡りの転落の高さは、日本テレビのビルの高さ(約200m)に相当する。
蟻の塔には年間約10万人が訪れており、戸隠山登山客全体の約3分の1に相当する。
他の危険な山域や難所と比較しても、蟻の塔渡りは非常に危険であるとされている。
本日は題して【蟻の塔渡りで滑落事故!その危険さを調べて見た。】でお伝えしました。
最後まで読んでくれていただきありがとうございます。