11月11日~12日の間で東京ビックサイトで行われたイベントでマフィンを販売店の商品から
納豆みたいに糸を引いていると腐っている疑いがありました。
その後色々な問題が明るみに出てきて、厚労省は16日、重篤な健康被害が生じる危険性が最も高い「CLASS1」と認定しました。
現状購入者に対して謝罪と対応をしているオーナーですが心無い方からの妨害もあり、その全貌を見ていきます。
補足:厚生労働省 食中毒クラス1とは?
食中毒は、原因となる病原体によって、次の3つのクラスに分類されます。
- クラス1:細菌性食中毒
細菌性食中毒は、細菌によって引き起こされる食中毒です。 最も一般的な原因となる細菌には、サルモネラ菌、カンピロバクター菌、ビブリオ菌などがあります。 これらの細菌は、汚染された肉、魚、卵、乳製品、野菜などに存在する可能性があります。
細菌性食中毒の症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などです。 重度の細菌性食中毒は、脱水症状、けいれん、意識障害など、生命を脅かす合併症を引き起こす可能性があります。
- クラス2:ウイルス性食中毒
ウイルス性食中毒は、ウイルスによって引き起こされる食中毒です。 最も一般的な原因となるウイルスには、ノロウイルス、ロタウイルス、アストロウイルスなどがあります。 これらのウイルスは、汚染された食品や飲料、または感染した人の糞便を介して人から人へ広がる可能性があります。
ウイルス性食中毒の症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などです。 重度のウイルス性食中毒は、脱水症状、けいれん、意識障害など、生命を脅かす合併症を引き起こす可能性があります。
- クラス3:寄生虫性食中毒
寄生虫性食中毒は、寄生虫によって引き起こされる食中毒です。 最も一般的な原因となる寄生虫には、サナダムシ、アニサキス、カンジダなどがあります。 これらの寄生虫は、汚染された魚や肉に存在する可能性があります。
寄生虫性食中毒の症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、腹部の膨満感、倦怠感などです。 重度の寄生虫性食中毒は、脱水症状、栄養失調、神経障害などを引き起こす可能性があります。
食中毒を予防するには、食品の安全な取り扱いが重要です。 食品を調理する前に、手をよく洗い、食材は十分に加熱してください。 食品は、冷蔵庫に入れ、冷蔵庫から取り出した食品はすぐに調理または食べてください。 食品は、蓋付きの容器に保管し、虫や動物が接触しないようにしてください。
食中毒の症状が現れた場合は、すぐに医師の診察を受けてください。 治療には、脱水症状の治療や、原因となっている病原体を殺す薬の投与が含まれます。
厚生労働省クラス1認定マフィン食中毒までの経緯
このマフィン店はデザインフェスタに2日間に亘って出店している。イベントの初日の購入者から、マフィンから腐った臭いがする、糸を引いていたと指摘を受けていたにも関わらず、販売中止の対策をとらなかったようだ。購入者は店主から検品を行うと約束されたというが、実際の検品方法はといえば、「1点ずつの見た目の異常がないかの視覚確認」と「少しずつ食べて確認」(店主Xより)するだけだったようだ。
引用元 ヤフーニュース デイリー新潮
12日販売後臭いマフィン問題が浮上
引用画像 テレ朝ニュース
場所: 東京ビッグサイトでのイベント「デザインフェスタ」
販売店: 目黒区の焼き菓子店
マフィンの状態
- 臭い: 「納豆みたい」「臭いが手につく」などのクレーム
- 触感: 「ヌチョヌチョ」「ボソボソ」など異常あり
製造日と保存方法
- 製造: イベント5日前から
- 保存: 冷蔵せず、室内でクーラーで18℃以下に保持
顧客の声
- 「一口で吐き気」
- 「後でお腹痛くなった」
専門家の意見
- 温度管理が不適切
- 食中毒のリスクあり
店とイベントの対応
- 店: 商品の回収と返金を呼び掛け
- イベント主催者: お詫びと早い回復を願うコメント
以前からお店の評判はあまり良いとも言えずお店の食品のSNSには自身のアレルギーの写真も載せたりと
あまりイメージはなく、食品を扱うものがネイルをしているなど問題がありました。
そんな騒動の中保健所から厚生労働省へ3000個が回収対象
都内で開催されていたアートイベント「デザインフェスタ」(通称:デザフェス)に出店していた焼き菓子店(東京都目黒区)が販売したマフィンが、「納豆みたいなにおいがする」などと購入者から指摘を受けていた問題で、厚労省は販売されたマフィン約3000個について、健康への被害が最も高い「CLASS Ⅰ」(クラス1)のリコール対象とした。
引用元 Yahoo!ニュース 弁護士ドットコム
やりすぎなのでは?回収をするオーナーへ殺人予告が出てくる
食品を扱うオーナーは不適切部分があり今回の問題に対して対応をしなければいけませんが
アートイベント「デザインフェスタ」で食中毒が起きたマフィンを販売した東京都目黒区の焼き菓子店が16日、インスタグラムを更新。同店の名を騙(かた)った殺人予告が複数の教育機関に送りつけられているとし、警察に相談したことを報告した。
引用元 ヤフーニュース 日刊スポーツ
現在は警察に相談し対応中とのことです。
オーナーのリアルタイムツイッター
殺人予告のせいで警察とのやり取りの中購入者への対応が遅れているのも事実で、本当に迷惑な行為だと
感じます。
今回の問題に対してネットでは食中毒マフィンを出したオーナに対しての厳しい声や
殺人予告を受けたオーナーに対して応援の声など
現在進行しています。
これからの問題と対応として
- 食中毒の原因を調査する
食中毒の原因は、マフィンの原材料や製造過程の不備、あるいはマフィンを提供する環境の不衛生などが考えられます。オーナーは、食中毒の原因を調査し、再発防止策を講じなければなりません。
- 被害者に謝罪する
食中毒の被害を受けた方には、オーナーは謝罪し、誠意を持って対応する必要があります。被害者への謝罪は、直接会って行うのが望ましいですが、それが難しい場合は、電話や手紙などで謝罪をします。また、被害者の治療費や休業補償などの賠償を行う場合もあります。
- 営業を自粛する
食中毒の原因が特定されるまでは、オーナーは営業を自粛する必要があります。営業を自粛することで、さらなる食中毒の拡大を防ぐことができます。
- 保健所の指導に従う
保健所の指導に従うことも重要です。保健所は、食中毒の原因を調査し、再発防止策を講じるために、オーナーに対して指導を行います。オーナーは、保健所の指導に従い、再発防止策を徹底する必要があります。
具体的な対応としては、以下のようなものが考えられます。
- 食中毒の原因となったマフィンを回収し、廃棄する
- マフィンの製造工程を点検し、不備があれば改善する
- 殺人予告に対しての警察との連携
また、食中毒が発生したことをホームページやSNSなどで公表し、注意喚起
マフィンで炎上!オーナーに対して予告文はやり過ぎ?まとめ
今回の問題は食中毒の中でも最も重いクラス1に認定され世間からは厳しい意見は仕方がないことですが
人間には過ちはあるものです。今できることを精一杯対応しているオーナーに対して
殺人予告はやりすぎなのでは?面白がってやる人間性のが問題なのでは?と思えます。
早く騒動が一日でも早く収まってくれることを願います。
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