藤井聡太が10段を目指す条件とは?現状では超えられない壁があった。

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ここちゃん

藤井聡太さんは八冠達成と素晴らしい成績を残し日本中を沸かせました。

藤井さんの師匠杉本師匠がいうには陸上100mを8秒台で走る!と言うくらい凄い事のようです。

ミミちゃん

藤井さんは現在21歳と若く最終的10段目指せるのか調べてみました。

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目次

藤井聡太プロのタイトルと段位はどの位置?

藤井聡太プロのプロフィール

名前藤井聡太
生年月日2002年7月19日 (21歳)
プロ入り年月日2016年10月1日 (14歳)
棋士番号307
出身地愛知県瀬戸市
所属日本将棋連盟 (関西)
師匠杉本昌隆八段
在位中タイトル竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖
段位九段
棋士DB藤井聡太
藤井聡太プロの実績詳細
項目詳細
対局数430
勝数342
敗数68
勝率0.834
先手勝率0.889
後手勝率0.782
デビュー2017年6月、14歳0ヶ月
タイトル獲得
2017年竜王
2018年竜王、王位
2019年竜王、王位、叡王
2020年竜王、名人、王位、棋聖、叡王
2021年竜王、名人、王位、棋聖、叡王、王将
2022年竜王、名人、王位、棋聖、叡王、王将、棋王
2023年八大タイトル独占
2023年度成績24勝5敗(勝率0.828)
2023年対戦成績27戦22勝5敗(勝率0.815)
主な対局相手渡辺明、菅井竜也、豊島将之、永瀬拓矢、佐藤天彦、久保利明、羽生善治、斎藤慎太郎

藤井聡太さんは全タイトル制覇

順位タイトル
1位竜王
2位名人
3位王位
4位叡王
5位王座
6位棋王
7位王将
8位棋聖
補足:8大タイトル戦の詳細

以下のように表にまとめました。

棋戦名主催社備考
竜王戦読売新聞NOMURA
名人戦朝日新聞・毎日新聞
お~いお茶杯王位戦新聞三社連合お~いお茶
叡王戦株式会社不二家ひふみ
王座戦日本経済新聞東海東京証券
棋王戦コナミグループ杯共同通信KONAMI
ALSOK杯王将戦スポーツニッポン・毎日新聞ALSOK
ヒューリック杯棋聖戦産経新聞ヒューリック

10/11(水) 

「8冠」と記した色紙を手に笑顔を見せる藤井新王座(撮影・前田充)

 将棋の最年少7冠、藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が全8冠制覇を目指して永瀬拓矢王座(31)に挑戦する、第71期王座戦5番勝負第4局が11日、京都市の「ウェスティン都ホテル京都」で行われ、後手の藤井が勝ち、シリーズ対戦成績を3勝1敗とし、王座を奪取し、史上初の全8冠制覇を達成した。王座5連覇を目指した永瀬は史上3人目の「名誉王座」獲得はならなかった。

引用元 Yahoo!ニュース 日刊スポーツ
ミミちゃん

藤井さんは最も難しいとされるタイトルを全制覇し
8冠達成となりました。

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藤井聡太さんは最高の9段の位置

段位条件
九段竜王位2期獲得、名人位1期獲得、タイトル3期獲得、八段昇段後公式戦250勝
八段竜王位1期獲得、順位戦A級昇級、タイトル2期獲得、七段昇段後公式戦190勝
七段竜王挑戦、竜王戦1組昇級、竜王ランキング戦連続昇級または通算3回優勝、順位戦B級1組昇級、タイトル1期獲得、六段昇段後全棋士参加棋戦優勝、六段昇段後公式戦150勝
六段竜王戦2組昇級、竜王ランキング戦連続2回昇級または通算3回優勝、順位戦B級2組昇級、五段昇段後タイトル挑戦、五段昇段後全棋士参加棋戦優勝、五段昇段後公式戦120勝
五段竜王ランキング戦連続2回昇級または通算3回優勝、順位戦C級1組昇級、タイトル挑戦、全棋士参加棋戦優勝、公式戦100勝
四段三段リーグの優勝・準優勝、三段リーグ次点2回
ミミちゃん

日本将棋界のタイトルと段位を21歳で取得という
頂点を極めたことになります。


ただタイトルを保持しているため段位で呼ばれることはありません

補足:タイトル保持者
プレイヤータイトル / 階級
藤井聡太竜王・名人(王位・叡王・棋王・王将・棋聖)
谷川浩司十七世名人
羽生善治九段(永世称号有資格者)
佐藤康光九段(永世称号有資格者)
森内俊之九段(永世称号有資格者)
渡辺明九段(永世称号有資格者)
補足:8段位以上の棋士データベース
階級プレイヤー
九段南芳一, 高橋道雄, 青野照市, 丸山忠久, 藤井猛, 塚田泰明, 郷田真隆, 森下卓, 屋敷伸之, 福崎文吾, 中村修, 島朗, 深浦康市, 久保利明, 井上慶太, 三浦弘行, 先崎学, 佐藤天彦, 鈴木大介, 木村一基, 豊島将之, 行方尚史, 阿部隆, 永瀬拓矢, 脇謙二
八段富岡英作, 中川大輔, 日浦市郎, 浦野真彦, 北浜健介, 泉正樹, 山崎隆之, 広瀬章人, 阿久津主税, 神谷広志, 糸谷哲郎, 松尾歩, 稲葉陽, 神崎健二, 真田圭一, 野月浩貴, 畠山成幸, 中田功, 杉本昌隆, 畠山鎮, 菅井竜也, 斎藤慎太郎, 佐藤秀司, 長沼洋, 飯島栄治, 有森浩三, 小倉久史, 堀口一史座, 中村太地, 佐々木勇気, 室岡克彦, 飯塚祐紀, 村山慈明
ミミちゃん

現状藤井聡太さんはすべてにおいて将棋界の頂点になっています

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現状段位は9段までしかない!過去には10段は存在した。

ミミちゃん

現状藤井聡太さんが10段になるためにはルールの変更が必要となります。

過去には10段戦が存在した!廃止の理由は時代背景?

ミミちゃん

十段戦は、読売新聞社が主催していた将棋のタイトル戦で、優勝者には「十段」の称号が与えられていました。

しかし、1987年度に十段戦は発展的に解消され、1988年に新たに竜王戦が創設されました。

ここちゃん

竜王戦は全棋士にアマチュアも参加可能で、竜王のタイトル獲得者には将棋界最高の栄誉と賞金が贈られ

これにより竜王戦はより実力主義的で競争力のあるタイトル戦となりました。

ミミちゃん

そして、「十段」の称号は廃止され、代わりに多数回十段のタイトルを獲得した者には「永世十段」の称号が与えられました。

具体的には、大山康晴と中原誠の2名が永世十段の称号を受けました​。

過去に十段があった時の詳細
十段戦
棋戦の分類タイトル戦
開催概要
初回開催1962
最終開催1987
持ち時間挑戦者決定リーグ:6時間
タイトル戦:9時間(2日制)
番勝負七番勝負
主催読売新聞社、日本将棋連盟
公式サイト十段:日本将棋連盟
記録
永世資格者大山康晴(永世十段)
中原誠(永世十段)
最多優勝中原誠(11期)
最長連覇大山・中原(6連覇)

引用元 ウィキペディア 

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加藤九段は2001年の将棋連盟総会で十段を提案していた。

「私は昭和48(1973)年に九段に昇段してから700勝以上し、多くのタイトルを獲得しました。今年には通算勝利が1200勝に達しました。そこで、これを機に私に新しい肩書を与えてほしいと願っています。個人的なことではなく、通算勝利が1000勝に達した内藤國雄九段や有吉道夫九段のような棋士のためにも、制度化を考える時期だと思います。具体的には十段の新段位を提案します」

引用元 週刊ゲンダイ https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/209388/2
ミミちゃん

加藤さんは過去に十段を新たにと提案をしていました。

補足:加藤九段のプロフィール
引用元画像 毎日新聞
ミミちゃん

写真の左が加藤九段 右が藤井聡太さん当時四段14歳の時です。

項目内容
生年月日1940年1月1日
出身地福岡県嘉麻市
プロ入り1954年、14歳7か月
A級昇級1958年、18歳3か月
タイトル獲得名人1期、王座3期、棋王2期、王将4期、棋聖1期
永世十段十段戦で10期連続優勝
その他の記録最年少五冠達成、最年少永世十段
引退2016年3月
現在の活動将棋の普及と指導

加藤九段は若干年でプロ入りし、多くの最年少記録を持っており、多数のタイトルを獲得しています。さらに、彼は将棋の普及活動にも貢献しており、引退後も将棋界に影響を与えています。

藤井聡太さんは実質10段を超えていた。

ミミちゃん

過去の10段戦が竜王戦に発展したと考えると、藤井さんは竜王戦を制しており
実質10段と言ってもよいと思います

だだルールの問題があり9段までになっていますが、実力的には10段と言っても

良いと思います。

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藤井聡太が10段を目指す条件とは?まとめ

ミミちゃん

今回の藤井聡太さんのような若手がどんどん将棋界に出てくるようにも思えます。

これだけ注目されているので十段の声が多くなれば採用される可能性はあるように感じます。


もちろん十段が新たに置けられれば藤井さんは確実にとってくるでしょう!

記事の要点を書きにまとめました。
  • 藤井聡太さんは21歳で将棋界の最高段位である9段を達成し、全8大タイトルを制覇しています。
  • ただし、現在は10段は存在せず、過去には10段戦が読売新聞社によって主催されていたが、1988年に竜王戦に発展的に解消されています。
  • 2001年には加藤一二三九段が将棋連盟総会で10段制度の導入を提案していましたが、現状では10段制度は導入されていないため、藤井聡太さんが10段に昇段するにはルールの変更が必要です。
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