公益社団法人日本青年会議所
会頭 山本 樹育

サマーコンファレンスは、日本青年会議所が展開している様々な運動を全国に広く発信する機会であり、本年で23回目を迎えます。
本年のテーマは、「アウフヘーベン」としました。
アウフヘーベンとは、矛盾し、対立している2つの問題に直面したとき、一方が正しいと考え、一方を否定するのではなく、共に包含し、統合し、超越することによって、より高次の段階に向かわせることです。

日本は、長い歴史の中で、様々な困難を乗り越えながら着実に発展を遂げてきました。そして世界情勢や国内情勢が激変する今、民主主義と資本主義において様々な矛盾に直面し、新たなステージを迎えようとしています。 しかしながら、世の中の物事が、変化し、発展し、進歩し、進化していくのは、その物事の中に存在する「矛盾」をアウフヘーベンした時です。
これは日本が古くから実践してきたことであり、日本の「和」という国柄にも表れています。すなわち、「個」と「公」の調和という価値観の下、公のために自主独立した私が存在し、日本人の「心」を基軸として行動している状態です。

様々な課題に対して、起こすべきアウフヘーベンとはどういったものなのか、また、個別具体的な解決策について、皆様に伝えさせて頂き、参加された方々とともに日本の問題解決に向けて歩みを進めていきたいと考えております。
最後になりましたが、サマーコンファレンス2016の開催にあたり横浜市をはじめとする多くの関係者の皆様に、ご支援とご協力を賜りましたことに感謝を申し上げます。

横浜市市長 林 文子

「公益社団法人日本青年会議所サマーコンファレンス2016」の開催、誠におめでとうございます。皆様を心から歓迎いたします。また、青年会議所の皆様におかれましては、地域で重要な役割を担い、日ごろから地域社会の発展に貢献されていることに、深く敬意を表します。
横浜には開港以来、進取の気風に富む人や文物が集まり、独自の文化が形成されました。また、海外の様々な文化が横浜から全国へ発信されるなど、日本近代化の窓口として発展しました。
新しい情報や文化、技術は人と人との交流から創造されるものです。今回21回目の横浜開催となる「サマーコンファレンス」は、日本の将来を担う全国の日本青年会議所の様々な知識や能力を持った会員の方々が横浜に集い、日本や各地域が直面している課題など幅広く議論し、その成果を全国に発信されるという点で大変意義深い大会であります。
横浜は、MICEを成長分野として位置づけ中大型の国際会議や医学会議等を中心に、誘致活動に取り組んでいます。国が選定する「グローバルMICE都市」として、国内外の主催者、参加者から選ばれる国際的なMICE拠点都市の確立を目指し、取組をより一層強化していきたいと考えています。そのような中、シティセールス効果、情報発信力の高い「サマーコンファレンス」が横浜で開催されることは非常に意義深く、今後もぜひ継続開催していただきたいと考えております。
横浜には商業施設やホテルが集積するみなとみらい21をはじめ、山下・関内地区、世界最大級の中華街など、日本と外国の文化が調和した魅力ある観光スポットがあります。様々なイベントも市内各地で開催されていますので、この機会に横浜の魅力を十分お楽しみください。
最後になりますが、「サマーコンファレンス2016」の御成功と日本青年会議所の皆様のますますの御活躍をお祈りし、歓迎のあいさつとさせていただきます。

一般社団法人横浜青年会議所
理事長 殿内 崇生

一般社団法人横浜青年会議所 第65代理事長を務めます殿内崇生と申します。サマーコンファレンス2016の開催地に横浜をお選び頂きましたことを山本会頭をはじめとする日本青年会議所役員の皆様に心からの御礼を申し上げます。そして、全国から各地会員会議所の同志を迎え入れることができることに心からの感謝と歓迎の意を申し上げます。

『なぜ、サマーコンファレンスを横浜で開催していただけるのか』 私たちはこう理解しています。 およそ150年前、この街に全国各地から、この国を変えたいという思いをもった若者が集い、開港という名の変化を前向きに受け入れ、既存の価値と止揚をさせた近代日本発祥の地であるからだと理解しています。

サマーコンファレンスを横浜にて開催頂くことで横浜青年会議所は、日本青年会議所の最大の運動の場において当事者として携わる貴重な機会を頂いています。全国から横浜に来られるメンバーとの交流や日本青年会議所へ出向されているメンバーとの交流は組織としても個人としても大きな成長の機会となっております。また、これまで横浜で20回のサマーコンファレンスを開催頂いたからこそ培った行政や企業との連携性に横浜青年会議所は組織として目に見えない大きな「価値」を見出しています。

日本の青年の運動を力強く発信頂くための最良の伴走者であることを、横浜青年会議所全メンバーと横浜という「まち」を挙げて全身全霊で下支えをさせて頂きますことをお誓い申し上げご挨拶とさせて頂きます。

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